できごと

刺股講習で危機管理意識を高揚！

令和5年5月16日

当院では、5月16日から全職員を対象に警察OBの職員が刺股講習を開催しています。 1回の講習は10人までに限定し、刺股の「伸ばし方」「持ち方」からはじまり、「間合いの取り方」「基本の構え」「けん制要領」「押さえつけ要領」などの基本を2人1組になって学んだ後、10人が2班に分かれ、刺股1本の場合、応援が来て2本、3本になった場合を想定した実践的応用訓練を行っています。伸縮式足掛け付き刺股をはじめて持った職員からは「この型の刺股は初めて見た。」などと感動の声が聞かれました。また、5月17日の講習には岡田院長も参加し、院長を刺股で押さえつけようとした女性職員からは、「院長のように力の強い男性に刺股1本で対峙するのは無理であることを体感しました。応援が来るまで時間稼ぎできるよう日頃から訓練しておきたい。」との反響を得るなど、講習の効果が窺えました。この講習は6月8日まで20回開催予定です。

医療従事者への差し入れをいただきました

令和3年8月27日

令和3年8月27日、就労継続支援事業所フロンティアの代表馬越健様より「日々、新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者の皆様へ」と事業所の職員及び利用者さんが心を込めて手作りしたお菓子や西条名産の石鎚黒茶の差し入れと、応援色紙やメッセージをいただきました。長櫓センター相談役が直接受け取り、感謝の言葉を述べました。

いただいたお菓子は職員へ配布し、メッセージは職員や患者さんの目に留まるよう外来に掲示しています。職員からは「医療従事者の事を気にかけてくれてうれしいし力になる。」「心がこもっていていつも食べるお菓子より何倍もおいしかった。」などの感想が聞かれました。

今後コロナが収束したら、夏祭りなど様々なイベントでのコラボレーション企画を考えたいと思います。

玉津小学校からシトラスリボンをいただきました

令和3年7月17日

令和3年7月、西条市立玉津小学校の生徒の皆さんから応援メッセージと手作りのシトラスリボンをいただきました。

新型コロナウイルスにより、感染者または医療従事者やその家族に対し、心無い言動や差別、誹謗中傷など様々な人権侵害が報道されており、当院も例外ではありません。そんな中いただいた手作りのシトラスリボン。手にした職員からは「心がこもっていてうれしい。」「小学生がこのような取り組みをし、コロナや差別について考えてもらったことは感慨深い。」などの感想も。

手作りのシトラスリボンは名札や胸など見えるところに身に着け業務を行い、またいただいたメッセージは職員や患者さんの目に留まるよう外来に展示しています。

手作りリボンだけでなく「あたたかい心」もいただき、これからもコロナと戦っていく活力を得ました。

令和3年度　宇和海合同診療

令和3年7月5日

令和3年7月5日～7月9日まで松山、今治、西条病院による宇和海合同診療が行われました。宇和島市、八幡浜市職員と協力し、宇和海に浮かぶ島々を巡回して、島民の診療・検診にあたってきました。今回は、日振島、竹ケ島、嘉島、戸島、大島の5島を訪れましたが、中には島内に医療機関を持たない無医島もありました。済生丸が到着すると、島民が集まってきて、医療機器や物品、カルテ等の搬入を手伝ってくれ、済生丸が来るのを心待ちにしていました。島民からは「よう来てくれた。ありがとう。」「島唯一の病院や。ありがたい。」など心温まる感謝の言葉と最高の笑顔をいただき、診療スタッフの方が元気づけられたように思います。来年度も宇和海をはじめ、瀬戸内海島々の医療を支援していきたいと思います。