明治44年2月11日、明治天皇は時の内閣総理大臣桂太郎を召されて「医療を受けることができないで困っている人達に施薬救療の途を講ずるように」というご趣旨の「済生勅語」と、その基本としてお手元金150万円(現在の貨幣価値で約16億円)下賜されました。これを基に伏見宮貞愛親王を総裁とし、桂総理が会長となって同年5月30日恩賜財団済生会が創立されました。
西条病院も西条市の唯一の公的医療機関として、また二次救急病院として50年以上にわたって、地域の皆様に質の高い医療を提供できるように職員一丸となって努力してまいりました。看護部では「質の高い、温かい心のこもった看護サービスの提供」を理念に掲げ、笑顔で広がる人と人のふれあい、ぬくもりの看護を心がけております。看護職員一人一人患者さんに寄り添う気持ちを大切に、優しく思いやりの気持ちで患者さんに接しております。