• 済生会西条病院について

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済生会西条病院 名誉院長 常光 謙輔

 

当院は昭和33年に市内で開業しておられた赤松寛先生から病院・設備の寄贈を受けて済生会病院の1員に加わりました。 個人病院から済生会病院になったのは全国の済生会80病院のなかでも当院だけで、そのユニークさに誇りを感じております。

昭和61年に現在地に新築移転を行い、がんや循環器疾患、脳血管疾患などに対する高度医療や二次救急医療に対応できるように整備致しました。 それ以来西条市内の公的中核病院として質の高い、心のこもった医療を提供できるように努力しております。

平成5年には高齢者対策の一環として老人保健施設「いしづち苑」を併設、平成14年には東棟を増設して個室率を46%にすると同時にリハビリ部門を充実させ、健診部門を独立させました。 平成19年には南棟を増設してリニアックやPET-CTを導入し、がんの診断・治療を充実させ、平成23年11月に愛媛県がん診療連携推進病院の指定を受けました。

平成19年に常勤の脳神経外科医や循環器内科医が不在となり、一時医療機能の低下を来たしましたが、平成21年4月からは脳神経外科医が、平成22年11月からは循環器内科医が赴任してくれて一応従来の医療機能を取り戻すことができました。 しかし地方共通の悩みである医師不足の感は否めず、自院の機能の足りないところは病・病連携、病・診連携で補いながら地域医療の充実のために頑張っております。

平成12年に日本医療機能評価機構の認定を受けて以来、平成17年、平成22年(バージョン6.0)、平成27年(3rdG:Ver.1.0)と続けて認定を受けております。

病床数は150床と少なくその内の24床は回復期リハビリ病棟ですが、西条地区の高度医療や救急医療を守るべく病床をフル回転させて頑張っております。

 

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済生会西条病院 西条医療福祉センター顧問 植田 規史

 

済生会の月刊誌「済生」の巻頭言に明記されているように、済生会は明治44年明治天皇が時の総理大臣桂太郎を召されて、「恵まれない人々のために施薬救療による済生の道を広めるように」との済生勅語に添えてお手元金150万円を下賜されて、創立されたものです。 以来、今日まで102年、社会経済の変化に伴い、存廃の窮地を乗り越えるなどの幾多の変遷を経ながらも創立の精神を受け継いで保健・医療・福祉の充実発展に必要な諸事業に取り組んできています。 済生会西条病院でも、地域の保健・医療・福祉の充実のため実践に日夜邁進しています。

政権交代により、経済の低迷、政治の混乱は一段落したかのように見えますが、深刻な高齢化社会の到来など多くの困難な問題を抱えるなか、医療界では依然として医師不足、看護師不足は解消されないまま医療危機が叫ばれています。 今後わが国は、高齢化率がピーク時には40%に達するという世界でも類を見ない超高齢化社会の進展に伴い、地域に密着した医療・福祉のニーズは益々増加していくものと考えられます。 そのため、済生会西条病院では、医師、看護師、薬剤師、検査技師、臨床工学士、栄養士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、社会福祉士などの多職種協働によるチームにより、地域の特性に合わせた包括的なケアシステムを構築のもとに、保健・医療・福祉に取り組んでいこうとしています。 また、厚生労働省は病床数を削減する方針を打ち出し、退院した患者さんの受け皿の主役を在宅ならびに有料老人ホームや高齢者住宅に移行させると発表しています。 済生会西条病院では、今回新たにユニット型の特別養護老人ホームを開設して、さらに地域のニーズに応えるべく医療・福祉を充実させていこうと考えています。

医療面に限れば、わが国の医療は患者にとって平等であり、質も高く、日本はすでに世界一の高齢化率であるにもかかわらず、先進各国の中でも医療を低いコストで提供しており、世界的な評価は高いものがあります。 そのような状況のなかで、さらに地域の基幹病院として信頼される病院として評価されるためには、患者さんのみならず、職員も満足できる病院・職場であることもまた重要です。 医療の可視化が進んでいる現状では、近隣の医療機関よりも優れた先進的な医療・福祉を提供する、あるいは特色ある診療などをおこなうように推進していかねばならないと同時に、良質の医療を提供するため病院内・外の医療全般に緊密な連携・連帯が必要と思っています。

 

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済生会西条病院 西条医療福祉センター長 長櫓 巧

 

済生会西条医療福祉センターは瀬戸内海に臨み、また石鎚山を望む自然に恵まれた地にあり、 “すべての人の「救療済生」”の済生会の基本理念のもとに運営されております。

当センターは、済生会西条病院を中核として、介護老人保健施設、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所、ホームヘルパーステーション、訪問看護ステーションを有する “いしづち苑”、特別養護老人ホームから成っています。

我が国では、少子化による人口の減少と高齢化により、2025年には、戦後の団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になり、4人に1人が後期高齢者になる超高齢化社会になると予想されています。 高齢者人口の増加、それに伴うがん、心臓・血管疾患や認知症などを有する人の益々の増加は、今後、益々医療、福祉、介護の分野において重要な課題になってきます。 当センターでは、今後の社会構造の変化に対応できるよう、急性の病気の患者さん、慢性の病気を患っている患者さん、そして介護を要する方々に、必要な医療、療養の提供ができるように、また、在宅と施設・病院とのスムーズな連携ができるよう体制を整備してきております。

東予地方の医療は、医師不足などで充足されているとは言えない状態が続いておりますが、当センターでは東予地方の他の医療機関、愛媛大学医学部などの県内の医療機関、施設と連携し、西条、東予地方に生活する方々に、最適の療養、介護をそして最先端の治療が受けられるようにしております。

当センターでは福祉、医療、介護の各専門スタッフを揃えております。 住民の皆様が、安心して生活でき、豊かな老後がおくれるように援助いたします。 そして、済生会西条病院があるから西条、東予地方に住みたいと思えるセンターを目指しています。

 

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済生会西条病院 院長 岡田 眞一

 

平成19年4月に、常光センター長のご推挙により済生会西条病院長に就任いたしました。 昭和54年4月に愛媛大学医学部の一期生として卒業後、昭和58年4月からこの病院に勤務しています。 当時、各県に1校の医学部ができたため、20〜30年後には医者は余ってくるといわれていました。 ところが、新臨床研修医制度が始まり、地方の病院に勤務する医師がいなくなってきました。 また、医の倫理や医療安全など、医療制度そのものにも多くの問題が生じています。 このような医療状況の中、地元愛媛の西条で地域医療に貢献できることをとても嬉しく、また、誇りに思います。 平成16年11月の新西条市の誕生後、平成19年4月に周桑医師会と西条医師会も合併しました。 それに伴い、西条市の医療圈が広くなりました。 西条市の一次救急から二次救急を担う公的中核病院であるという、当院の役割を考えると、責任の重さをひしひしと感じます。 平成19年4月にはPET−CT、リニアック、血管ラボ(全身の血管超音波検査)、回復期リハビリテーション病棟(24床)を備えた南棟が増築されました。 これらの新しい医療設備を利用して、地域に密着した、高度な医療ができるように努力していきます。 今後ともご支援の程をどうかよろしくお願い申し上げます。

 

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